「負けないことは立派なこと 負けたことに負けないのは なお立派なこと。」

本日の始業式で私が生徒達に伝えたことを紹介します。

 おはようございます。夏休みが終わり、2学期の始業式を迎えました。今年の夏休みは、17日間という短い休みでしたが皆さんにとってこの夏休みは、どんな夏休みだったでしょうか。「あれもやりたい、これもやりたい」が「あれもできなかった、これもできなかった」にかわっていった。そんな夏休みだったと感じる人もいるかもしれません。・・・私自身の17日間を、今振り返ると、一部は後悔のある夏休みとなりました。しかし、ほぼ全員の3年生と面接ができたこと、毎日ホームページのブログを書けたことは、夏休みの楽しい思い出となっています。

「後悔先に立たず」ということばを、皆さんは聞いたことがあると思います。これは、言うまでもなく、「物事が終わったあとで悔やんでも、どうすることもできない」という事を意味することわざです。一方、「後で後悔しないように、今しっかりやっておこう」という「失敗しないための戒め」としても使われます。

2学期の始業式にあたり、皆さんに、私が尊敬する、剣道の先生から教えていただいた言葉を、贈ります。・・・それは、「負けないことは立派なこと 負けたことに負けないのは なお立派なこと。」いう言葉です。・・・試合に勝つというのは、あくまでも目標であり、負けたことから、何を学ぶのかということが大切です。「負けたことに負けない」ということの意味を一人ひとり、しっかりと考えて、今後の学校生活に活かして欲しいと思います。

では、具体的にどのように取り組んだらよいのでしょうか?・・・挨拶をしっかり行う、清掃をしっかり行う、部活動をしっかり行う、体育祭の準備をしっかり行う・・・・・あらゆる活動を「しっかり行う」ことです。

まだ残暑厳しい日々が続きますが、2学期のスタート地点に立った今、一人ひとりが自分の目標、クラスの目標、学年目標、学校目標を意識して、実りの秋を導いてほしいと思います。そのためのキーワードは「やるときはやる」です。2学期の皆さんの成長を期待しています。 ~頑張ろう! 西中!~