令和5年度 校長あいさつ
心の天気、晴れになれ!
今年度着任しました学校長の藤田和人(ふじた かずひと)です。
簡単に自己紹介をさせていただきます。
☆横須賀生まれ 不入斗中学校卒
※ 読めますか? 「いりやまず」と読みます
☆二宮町在住 〔一色小学区〕
☆16年間中学校に勤務 〔保健体育科 バスケットボール部顧問〕
☆18年間小学校に勤務 〔山西小学校11年間〕
☆好きな言葉 「正精進」…正しい努力をすること
☆心がけていること 「おかげさま」に気づくこと
9年間で子どもたちを育てましょう!
今年度、二宮町では小中一貫教育がスタートしました。
子どもたちが大人になる頃の世の中はどのようになっているでしょうか。第4次産業革命、Society5.0と言われる新たな時代に入り、変化の激しい社会になっています。ですから、今はない職業に多くの人たちが就いていると言われています。また、世の中は、環境、少子高齢化、資源、食糧、紛争、感染症など、解決のための“正解のない問題”に直面しています。
今までの学校教育は、正解を暗記したり、正解を導く方法を身につけて解答できたりする学力が求められていました。しかし、これからは、正解のない問題に対して、多様な人たちと協働しながら問題解決に向けて取り組める“資質・能力”の育成が求められています。それには、知識はもとより、思考力や正しい判断力、対話力の育成が必要です。
これらの資質・能力は、短期間では育成できません。「涵養(かんよう)」といって、自然に水がしみこむように徐々に養っていくものです。小中学校の先生が協力して“一貫性と共通性”をもって子どもたちを育てていきます。
「言葉」を大切に!
人と関わるときに、最も使うツールは言葉です。声だけではなく、書くという方法もあります。言葉には大きな力があります。“言霊(ことだま)”の意味は、言葉に宿っている不思議な力です。たった一言で友達を傷つけることもあれば、たった一言で友達を明るくさせることもできます。生まれてきた赤ちゃんは、いつも聞いている言葉を覚えます。どんな場面でどんな言葉を使うのかを無意識に覚えるのです。ですから、私たち大人が、“正しい言葉”“きれいな言葉を”シャワーのように浴びせてあげたいものです。そうすれば優しくてより良い人間関係をつくれる子になるはずです。
心を育て、磨き、だれからも認められ愛される子になることを願っています
“誰一人取り残されない学級集団”を目指し、学習をはじめ、友達との関わりの中で、逞しく育ってほしいものです。
どうぞよろしくお願いいたします。