紅葉と黄葉の違い!・・・正しく知っていますか?

今日を除けば11月もあと残すところ3日となりました。写真は本校武道館入り口から撮影したものです。上の写真は西側のイチョウの木です。黄葉(こうよう)です。一方、真ん中と下の写真はツタカエデの木と葉です。秋にオレンジ、黄色、または赤みがかった水かきのある葉を持つ美しい木です。 緑色の葉は、秋以降落ちる前に明るい黄色からオレンジレッドに変わります。・・・読み方は同じですが、紅葉と黄葉の違い!正しく知っていますか?・・・紅葉(こうよう)とは落葉広葉樹の葉が紅色や黄色に色づくことを言います。一般的には紅くても黄色くても紅葉と表現しますが、正しくは紅色に色づくことを「紅葉」、黄色に色づくことを「黄葉」と言います。・・・それではなぜ、二つの色に分かれるのでしょうか?・・・木の葉には「クロロフィル」という緑色の色素と「カロチノイド」という黄色の色素が含まれています。これらは葉の葉緑体の中にあり、春と夏の日差しの良い日は、協力して光合成を行ないます。この時点では「クロロフィル(緑)」のほうが強いので、葉の色は緑です。しかし、秋になって日差しが弱くなってくると、先に「クロロフィル(緑)」が分解さてしまい、「カロチノイド(黄)」だけが残ります。この時点で、葉の色は黄になります。これが黄葉です。さらに、ツタカエデなどは、葉の中に糖分が増え、「アントシアン」という紅い色素が合成されます。この時点で、葉の色は紅になります。これが紅葉です。・・・黄葉や紅葉を眺めながら、週末をゆっくりお過ごしください。 ~頑張ろう! 西中!~