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「和顔愛語」「先意承問」・・・ある学校の校長室の掲示物より学ぶ

約一ヶ月前のことになりますが、出張である学校を訪れたときその学校の校長室に掲示してあったものです。・・・『大無量寿経』というお経の中に、「和顔愛語」(わげんあいご)という言葉があります。「和顔愛語」とは、和やかな笑顔と思いやりのある話し方で人に接することです。この言葉は、さらにこう続きます。「先意承問」(せんいじょうもん)。これは相手の気持ちを先に察して、その望みを受け取り、自分が満たしてあげるという意味です。つまり、「和顔愛語 先意承問」とは、和やかな顔と思いやりの言葉で人に接して相手の気持ちをいたわり、先に相手の気持ちを察して、相手のために何ができるか自分自身に問いただすということになります。・・・辛いときや嫌なことがあったとき、愚痴をこぼしたくなるとき、そんなときこそ、まず自分から笑顔と優しい言葉で周りの人に接する姿勢、それが「和顔愛語」です。しかし、自分自身が「和顔愛語」を実践するとなると、簡単ではありません。気分が悪いときはなかなか笑顔になれないものです。愛情を感じていない相手に、思いやりのあるやさしい言葉をかけるのも、抵抗があるものです。そこで大切なのが「先意承問」、つまり「相手のことを先に考えて、与えること」です。笑顔になってほしいのならば、まずは相手に笑顔を見せることです。優しい言葉をかけてほしいのならば、まずは相手に優しい言葉をかけてあげることです。幸せを求めるならば、まずは相手に幸せを与えることです。・・・素敵な言葉を教えてくださった〇〇校長先生ありがとうございました。自分から先に相手の気持ちを重んじて、相手の幸せを考える「思いやりの心」を心がけている〇〇校長先生の人柄を感じました。私も少しずつでいいから、まずは自分からこの心がけを持ちたいと思いました。 ~頑張ろう! 西中!~