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レンゲソウ(蓮華草)から学ぶ

小田原市永塚で撮影したものです。春になると田畑一面を紅紫色に染めるレンゲソウ(蓮華草)。昔はレンゲ畑を見る機会も多かったのですが、最近ではめっきり減ってきました。・・・なぜ田畑にレンゲソウを植えるのか、それはレンゲソウが「緑肥」の役割を担っているからなのです。緑肥とは、植物を栽培してそのまま耕し、田畑の肥料(栄養分)にすることです。レンゲソウの根には根粒菌という細菌が含まれており、根粒菌が空気中の窒素を田畑に取り込みます。取り込まれた窒素が土壌の栄養となり、後に植えるイネの成長を促してくれるのです。現在では化学肥料が使われるようになりレンゲ畑は姿を消しつつあります。春の風物詩であるレンゲ畑は近い将来「懐かしい景色」になってしまうかもしれません。・・・レンゲソウの花の蜜を求めるミツバチです。レンゲソウの花言葉は「あなたと一緒なら苦痛がやわらぐ」「心がやわらぐ」です。レンゲソウとミツバチを見て私の心がやわらぎました。 ~頑張ろう! 西中!~