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本の紹介①

そして五人がいなくなる こんにちは。1年1組担任、国語科の日野です。

休校が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

家にいなければならない時間が長いと、なんとなく気持ちが塞ぎますね。

気分転換に、読書はいかがでしょうか。

これから学校の図書室にある本を紹介したいと思います。気になる本、面白そうだなと思う本があれば、学校が始まったら図書室に行ってみてください。再開まで待ちきれない時は、お家の人と相談してインターネットの通販で買って読んでもいいかもしれません。

①『そして五人がいなくなる』 はやみねかおる著 講談社文庫 (青い鳥文庫版もあります)

「中学生になった亜衣の隣の家に、名探偵が引っ越してきた!黒いサングラスに黒い背広で、自信過剰で毒舌家。ものわすれの名人で、自分がごはんをたべたかも忘れてしまうけど、どこか憎めない男・夢水清志郎。

今作の舞台は、夏休みの遊園地。『伯爵』と名乗る怪人が、天才児4人を次々に消してしまった。捜査を終えた清志郎は、なぜか謎解きをやめてしまう。その理由とは?」

名探偵夢水清志郎シリーズの1作目で、知っている人も多いかもしれません。親しみやすいキャラクターや、明るい会話の掛け合いなど、楽しい雰囲気の作品ながら、その謎は本格的。そして、単に謎を「解き明かす」だけではない、優しさ溢れるエンディング。

執筆当時は小学校の先生を勤めていたはやみねかおるさんが、小学生でも楽しめるように書かれた作品です。小学生向けながら、本格的な謎は大人も楽しめます。私を本好きにしてくれた作品で、読み返すと懐かしい気持ちになります。

初めて読む人も、一度読んだことがある人も、ぜひ手に取って欲しい1冊です。

〜頑張ろう、西中!〜