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学校ブログ

朝日を浴びて・・・

今朝の部活動の様子です。グラウンドでは陸上競技部、サッカー部、野球部が朝日を浴びて活動を行っていました。また、体育館ではバレー部が活動をしていました。一方、女子バスケットボール部は会議室で学習会を行っていました。美術室では美術部が活動をしていました。・・・顧問の先生方も生徒と共に汗を流して指導していました。感謝です! ~頑張ろう! 西中!~

 

雨ニモマケズ/風ニモマケズ・・・

この『雨ニモマケズ』の作品は、言わずと知れた宮沢賢治の作品であり、賢治の代表作のひとつとされています。しかし、この作品は宮沢賢治自身が作品として世に発表したものではなく、賢治が亡くなった翌年に遺品のノートに中に残されていたものです。・・・上の2枚の写真は今朝撮影したナガコガネグモの写真です。下の2枚は8月6日の午後に撮影したナガコガネグモの写真です。・・・雨にも風にもそして暑さにも負けず、自らが作ったクモの巣の中じっと獲物を待っているナガコガネグモの姿を見ていて賢治の『雨ニモマケズ』の作品が頭をよぎりました。 ~頑張ろう! 西中!~

 

 

自分のルーツを考え、自分の「いのち」を考えるよい機会でもあります。

先日撮影したツバメの巣の様子です。鳥も人間も生命を代々継承していきます。・・・お盆は先祖の霊をお迎えして供養し、またお戻りいただくという行事で、お正月と同じくらい重要な行事とされてきました。近年の一般的なお盆は、8月の15日を中心に考えられていますので、お盆の入りの13日は迎え盆、お盆の明けの16日は送り盆で精霊送りをします。私は今朝、例年のように近くの川で家族とともに、精霊送りをしました。仏教では、お盆の時期には先祖が浄土から地上に戻ってくると考えられています。ご先祖様を1年に1回、家にお迎えし、共にひと時を過ごして、ご冥福をお祈りし、先祖の霊を供養されるご家庭が多いかと思います。家族や親戚が集まっての語らいは楽しいものです。自分のルーツを考え、自分の「いのち」を考えるよい機会でもあります。原爆や終戦の話題とあわせて、ご家族で祖先や人とのつながりについて考えてみてはいかがでしょうか。 ~頑張ろう! 西中!~

「平和」「いのち」について自分の考えを深めてほしい!

今日は終戦の日です。・・・皆さんは、永井隆博士をご存知でしょうか。

◆永井隆博士
1908年島根県生まれ、医学博士。放射線医学の研究で被曝(ひばく)し白血病に。原爆では爆心地から約700メートルの長崎医大診察室で被爆。妻は自宅で即死した。救護活動を続けた後、病床に伏し、2人の子を残して逝く心情や核廃絶の願いを描いた「この子を残して」「長崎の鐘」などを発表。48年にはヘレン・ケラーも見舞いに訪れた。51年5月、43歳で死去した。

平和を愛した永井博士、著書『花咲く丘』の中にこんな言葉を残しています。

◆「戦争はおろかなことだ!戦争に勝ちも負けもない。あるのは滅びだけである!人間は戦争するために生まれたのではなかった!戦争はこりごりだ!平和を!永久平和を!」

博士の平和への願いは、尽きることがありませんでした。そのため病床で筆を取り、「平和を」の三文字を一枚一枚、平和への願いをこめて書きつづけました。その数は、千枚を超えたそうです。戦争体験者が減ってきた今、こうした思いを生徒とともに考えていきたいと思います。「HIROSHIMA」「NAGASAKI」という言葉は、海外でも十分に通用する言葉です。それは、世界の平和を願う人々の合言葉になっていることが大きな理由となっています。終戦記念日の今日、「平和」「いのち」について自分の考えを深めてほしいと願っています。さらに、英語を学んでいる中学生の生徒には、日本を訪れる外国人に、「原爆」のことや「平和」「いのち」について、話ができる日本人になってほしいと思います。  ~頑張ろう! 西中!~

お寺で学ぶことも多くあります。

昨日あるお寺の山門付近に掲示してあったものです。家庭や学校だけではなく、学びの場はその他にもたくさんあります。お寺で学ぶことも多くあります。だいぶ前の話になりますが、母が亡くなって落ち込んでいるとき、あるお寺でいただいたマッチに「生きていて何不足」という言葉が書かれていました。この言葉は私に、『生きていること、生かされていること、命があることはあたり前ではない。感謝の気持ちをしっかり持ちなさい。そして母の分まで長生きしなさい。』と教えてくれました。・・・みなさんはどんなことをお寺から学びましたか?  ~頑張ろう! 西中!~

明日からお盆になります。

今朝撮影したものです。水田の近くでミソハギ(禊萩)を目にしました。この花は、お墓やご仏壇に供える盆花として知られている植物です。ボンバナ、ショウリョウバナ(精霊花)などとも呼ばれています。すっと長く伸びた茎の先に、サルスベリを思わせる紅紫色のフリルがきいた可憐な花を咲かせます。お盆の頃に咲く姿を見て、亡くなった方に思いをはせることから、「愛の悲しみ」という花言葉が付けられたそうです。・・・明日からお盆になります。 ~頑張ろう! 西中!~

近くの自然をながめてみてはいかがでしょうか。

夏休みも今日で22日目となりました。・・・自然はいつもと同じ表情を見せてくれます。蝉の大合唱も水田のイネの花もいつもと同じです。ステイホームの今こそ、近くの自然をながめてみてはいかがでしょうか。今まで見えなかったものが見えてくるかもしれません。・・・今朝は珍しく、水路でサワガニを発見しました。私の小さい頃は水田や水路に多くいましたが、最近はほとんど見かけなくなりました。水田からは、言わずと知れた富士山、そしてその左側は、箱根山地、右側には矢倉岳がきれいに見えました。 ~頑張ろう! 西中!~

「人間の鎖」から学ぶ

昨日、長崎への原爆投下から76年目を迎えました。長崎市松山町の平和公園で平和祈念式典が行われましたが、それに先だって近くの爆心地公園で早朝、核兵器廃絶を訴える署名を国連に届けている「高校生平和大使」らが集会を開きました。生徒たちは原爆犠牲者の冥福を祈って碑に献花した後、新型コロナウイルスの感染防止のため手はつながず、手袋をした手に赤いリボンを持って原爆落下中心地碑を囲む「人間の鎖」を作り、核廃絶への結束をアピールしました。・・・若い高校生たちがこのような平和への活動を行っているのを初めて知りました。核廃絶の確かな道のためにはこのような積み重ねが何より大切であると感じました。 ~頑張ろう! 西中!~

たとえ、メダルが獲れなくても・・・

17日間にわたって開催された東京2020オリンピックは昨夜閉幕しました。日本選手団は史上最多の金27個を獲得しました。さらに銀14個、銅17個を合わせ総メダル数58個も過去最多となり世界3位の『メダル大国』へと躍進しました。・・・ひたむきに戦う選手そして選手以外の方々からも本当に多くの感動をいただきました。とかくメダル争いの結果主義になりがちのオリンピックですが、オリンピックの本質を伝えてくれたある新聞記事に感激しました。今日はその記事をお伝えします。・・・「たとえ、メダルが獲れなくても・・・」。日本人とみられる1人の男性が、オリンピアンに向けて掲げたこんなメッセージが、海外のネットユーザーを中心に大きな注目を集めている。彼は毎朝、選手村の前に立って「おはようございます。メダルを取らなくてもあなたは最高の選手だ!自分を信じろ!(Good morning Athletes! Even if you don’t get a medal, you’re still the BEST!! So believe in yourself!)」というメッセージを掲げている。選手が自身のベストを尽くしたかいなかはメダルの有無に左右されるものではないことを訴えているのだ。この男性は7時15分にはやって来て、選手を乗せたバスが通り過ぎるたびにこのメッセージを見せ、およそ2時間滞在する。本人いわく、始めたのは開会式前日の7月22日だが、掲げるメッセージが現在のものになったのは7月26日から。多くの人がメダルの数にこだわるようになってきたのを目にしたのが、メッセージを変えた理由だという。彼に好意的な選手たちがInstagramに写真を投稿し、一躍有名人へと仕立て上げたのだ。彼は8月8日(日)まで立ち続ける。・・・どの国のどの種目の選手たちも今大会のために鍛錬を重ね、競技に全力を尽くしてきています。しかし、メダルを手にすることができるのはわずか。残りの多くの選手は目指した結果に届きません。自国の選手だけでなく、すべての選手に向けた温かいエールを贈ろうとするこの男性に本当に感激しました。 ~頑張ろう! 西中!~

「あかあかと 日は難面(つれなく)も あきの風」  松尾芭蕉

8月6日(金)の夕方に撮影したものです。水田のイネも花が咲き、穂が形成されつつあります。1年生の理科ですでに学習しましたが、イネは単子葉類で、葉脈は平行脈、根はひげ根です。イネの開花時間は、午前中から昼ごろまでの2~3時間と短いです。・・・この松尾芭蕉の俳句は『奥の細道』の中に出てきます。加賀前田藩百万石の城下町である金沢で詠まれました。「立秋を過ぎたのに太陽の暑い日差しは痛いほど無情に照らしてくるが、風には秋を感じられる。秋がきたなぁ」という意味があります。・・・昨日は「立秋(りっしゅう)」。大いなる実りの時期に入りました。 ~頑張ろう! 西中!~