学校ブログ

しっかり聞いてしっかり拍手!・・・感心しました!

3/24(金)に行われた3学期の修了式の様子です。1年生と2年生の代表の生徒が修了書を受けとりました。その後、1年生と2年生の代表の生徒がこの1年間の振り返りと新学年への抱負を演台から堂々と語ってくれました。話を聞く態度が素晴らしかったです。また、話を聞いた後、全員が心のこもった温かい拍手ができました。感心しました!・・・3月もあと残すところ今日を入れて5日間となりました。計画的に過ごし、新学年のスタートがしっかりと切れるようにしましょう。 ~頑張ろう! 西中!~ 

【令和4年度 第3学期修了式  式辞】

今、各学年の代表から話がありました。・・・1年生の上松 陸人さんは、この1年間の学校行事や各教科そして総合的な学習での車いす体験さらには講演会を通じて「人を思いやる大切さ」、「何事に対してもあきらめない」ことを学びました。と語ってくれました。また、2年生の村西英恵さんは今年度の「笑顔 99のありがとう」の学年目標そして昨年度の「笑顔」の学年目標をキーワードに4月からの最高学年に向けた抱負を語ってくれました。・・・大変緊張したと思いますが、2人ともそれぞれ、この1年間を振り返り、良かったところ、課題についてあげられていました。もう一度大きな拍手をお願いします。

本日の修了式は、1,2年生にとっては、“今の学年での卒業式”と言えると思います。今のクラスも今日で解散となり、4月からは新しいクラスになります。各クラスの良さを新クラスでもより成長させ、さらにすばらしいクラスになることを願っています。

さて、一昨日、WBCの決勝が行われました。皆さんご存知だと思いますが、日本はアメリカを3対2で破り見事世界一に輝きました。今回の監督は誰だったでしょうか?・・・栗山英樹さんですね。栗山監督は、名監督として今回のWBCの監督を任され、世界一の結果を残しましたが、選手時代は体も小さく、パワーもない選手でした。どうしてもプロ野球選手になることが諦めきれなかった。それでプロチームの入団テストを受けて、ヤクルト・スワローズにドラフト外で入団します。・・・当時、2軍の監督だった内藤さんの「いいか、人と比べるな。」という言葉から目覚めます。比べるのは自分、昨日の自分より今日の自分が上手くなる。そのためには昨日より努力する。自分に負けないで自分に勝つことが大切であることを実感し、努力し続けます。・・・その後は選手として大活躍でした。

1000円札に描かれている医師の野口英世は、「変えられるものが2つある。それは、自分と未来だ」と言っています。「自分と未来をよりよくするため」に人は学ぶのです。さらに、野口英世は、「努力だ! 勉強だ! それが天才だ。 誰よりも、3倍、4倍、5倍勉強する者。それが天才だ!」とも言っています。

この野口英世の言葉と先ほどの「人と比べるな」という言葉は何を示唆しているのでしょうか。・・・あれがいけない、これが原因だと他人事にするのではなく、自分をより良くするために、自分自身の努力が何よりも大切なことを教えている言葉だと思います。

皆さんは今まで「いのち」について様々な学びをしてきました。・・・「生きていること生かされていること」当たり前ではないということを忘れることなく、これからも「いのちとは何なのか」について学び続けてください。時間が取れなくてみなさんに「私のいのちの考え」を十部に伝えることができませんでした。『道徳だより 心』の最終号として、紙面で伝えします。この後の、最後の学活で担任の先生から受け取ってください。 

人間はだれでも、また、いくつになっても未熟者です。大切なのは、自分で自分を成長させることです。自分のこころをみがき続けていくことです。新年度がさらに、素晴らしい学期になるよう、これからもお互いにこころをみがいていきましょう。