2020年11月の記事一覧

反省なくして進歩なし。・・・お互いにしっかりと振り返りましよう。

今日は先週行われた2学期の期末テストのテスト返しの授業が多くありました。2年生のあるクラスの理科の授業の様子です。大型テレビを活用し、正解の確認と解説を行っていました。・・・回答用紙を返却されるとどうも得点だけに目が行きがちです。しかし、そうではなく、自分が理解できていたところ、理解できていなかったところをしっかりと振り返り自らの学び方に目を向けることが大切です。一方、指導している教科担当の先生方にとっては、生徒たちの解答用紙を見ながら、自らの日々の指導がどうだったのかを振り返ることが必要です。反省なくして進歩なし。・・・より良いものを求めて、お互いにしっかりと振り返りましよう。 ~頑張ろう! 西中!~

 

里古りて 柿の木持たぬ 家もなし (松尾芭蕉)

すべての葉が落ちたにもかかわらず、柿の実が凛として実っています。オレンジ色の大きな実が、曇り空に映えています。よーく見るとその中に小鳥のエサとして食べられているものもあります。・・・柿は秋の季語ですが、「木守柿(きもりがき)」は冬の季語です。実った柿を取った後に一つだけ枝に残しておく柿で、冬の小鳥のためとも、来年の実りを祈るためともいわれています。・・・数個残してこの後収穫します。 ~頑張ろう! 西中!~

「文武不岐」

「文武両道(ぶんぶりょうどう)」という言葉と同じ意味のものとして「文武不岐(ぶんぶふき)」という言葉があります。・・・学問と武道は別々なものではなく、学問を極め何が正しいかを知ることは、武道のきびしい修錬を積み、人として向上することに通じるという意味があります。その逆も同じことをあらわすという言葉です。学問と武道とは一体となっており、学習(文)と部活動(武)はわかれず(不岐)相乗効果があると私は考えています。・・・今日の午前中の本校の部活動の様子です。昨日で1・2年生の2学期期末テストが終了しました。熱心に部活動に取り組む生徒たちの姿を見て嬉しく思いました。顧問の先生方の休日の指導に感謝しています。 ~頑張ろう! 西中!~

 

紅葉と黄葉の違い!・・・正しく知っていますか?

今日を除けば11月もあと残すところ3日となりました。いよいよ朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。写真は本校西側のイチョウの木です。見事な黄葉(こうよう)です。・・・読み方は同じですが、紅葉と黄葉の違い!正しく知っていますか?・・・紅葉(こうよう)とは落葉広葉樹の葉が紅色や黄色に色づくことを言います。一般的には紅くても黄色くても紅葉と表現しますが、正しくは紅色に色づくことを「紅葉」、黄色に色づくことを「黄葉」と言います。・・・それではなぜ、二つの色に分かれるのでしょうか?・・・木の葉には「クロロフィル」という緑色の色素と「カロチノイド」という黄色の色素が含まれています。これらは葉の葉緑体の中にあり、春と夏の日差しの良い日は、協力して光合成を行ないます。この時点では「クロロフィル(緑)」のほうが強いので、葉の色は緑です。しかし、秋になって日差しが弱くなってくると、先に「クロロフィル(緑)」が分解さてしまい、「カロチノイド(黄)」だけが残ります。この時点で、葉の色は黄になります。これが黄葉です。さらに、モミジなど紅く黄葉する植物は、葉の中に糖分が増え、「アントシアン」という紅い色素が合成されます。この時点で、葉の色は紅になります。これが紅葉です。・・・上の写真は11月20日(金)撮影したものです。一方、下の写真は昨日撮影したものです。よーく見ると6日間で落葉が進んでいるのがわかります。黄葉や紅葉を眺めながら、週末をゆっくりお過ごしください。 ~頑張ろう! 西中!~

11月20日(金)の11:18に撮影

 11月26日(木)の14:02に撮影