2020年8月の記事一覧

「終わりではない。最後までやり抜け!」

本日、本校で陸上競技の3年生お別れ試合(代替大会)が行われました。この試合は10月3日に行われる県大会の予選会を兼ねています。また、大磯中学校を会場として、二宮西中対二宮中・国府中の連合チームとの3年生お別れ試合(代替大会)が行われました。両競技共に、生徒達は一生懸命に試合に臨んでいました。今日も本当に多くの保護者の方が応援に来てくれました。お忙しい中ありがとうございました。・・・サッカー部の顧問の日野先生が後半の最後の頃、選手達に「終わりではない。最後までやり抜け!」と励ましの声をかけていました。この声を聞いて最後まで選手たちは必死に戦っていました。・・・3年生のみなさんお疲れさまでした。日野先生の言葉を胸に刻み、本当の意味での勝利をめざして、今日から新たな目標に向かって頑張ってください。応援しています!  ~頑張ろう! 西中!~

「聞くときは聞く。やるときはやる。」

今日の1年生の理科の授業の様子です。・・・紺野先生がT1、石丸先生がT2としてティーム・ティーチングで「微生物の観察」の授業を展開していました。学習課題は『顕微鏡の使い方をマスターする。』で、上の黒板にしっかりと明記されていました。下の黒板には、今日の流れと時間配分がしっかりと書かれていました。生徒達は、「聞くときは聞く。やるときはやる。」という落ち着いた雰囲気の中、班の仲間と協力して微生物の観察に集中して取り組んでいました。・・・ 素晴らしかったです!  ~頑張ろう! 西中!~

 

研究テーマに則した素晴らしい授業でした!

昨日から2学期の授業が始まりました。本日は2時間目にすべてのクラスの授業の様子を見に行きました。どのクラスも、生徒達は落ち着いて学習に取り組んでいました。3年生の石丸先生の理科の授業の様子です。『2つの球、どちらが早い?』という発展的な学習課題を生徒達は一生懸命に考えていました。実験前に自分の予想と理由を考えました。実験後、班ごとに話し合い、自分の学びを深めていました。みなさんはどちらが早くゴールにたどり着くと思いますか?また、そう考えた理由は何ですか?・・・今年度の本校の学校研究は「主体的・対話的で深い学びの実現を目指した授業改革」です。研究テーマに則した素晴らしい授業でした。このことは、生徒達の前向きに取り組む姿勢から感じとれました。さすが石丸先生‼  ~頑張ろう! 西中!~

 

脱帽です‼

今日から3日間、放課後の時間を活用し、担任との教育相談(二者面談)が始まりました。夏休みの振り返りおよび2学期の学校生活がより充実したものになるよう担任と一緒に考えました。一方、1年生との校長面接も今日から始まりました。私から、①自己紹介と②中学生になった今、頑張ってみたいことについて聞きました。・・・②に対して生徒達からは「自分に全力を尽くしたい」、「社会のルール・マナーを身に付けて自立できる大人になりたい」といった1年生の回答とは思えない素晴らしいものもありました。脱帽です‼   ~頑張ろう! 西中!~

 

 

「負けないことは立派なこと 負けたことに負けないのは なお立派なこと。」

本日の始業式で私が生徒達に伝えたことを紹介します。

 おはようございます。夏休みが終わり、2学期の始業式を迎えました。今年の夏休みは、17日間という短い休みでしたが皆さんにとってこの夏休みは、どんな夏休みだったでしょうか。「あれもやりたい、これもやりたい」が「あれもできなかった、これもできなかった」にかわっていった。そんな夏休みだったと感じる人もいるかもしれません。・・・私自身の17日間を、今振り返ると、一部は後悔のある夏休みとなりました。しかし、ほぼ全員の3年生と面接ができたこと、毎日ホームページのブログを書けたことは、夏休みの楽しい思い出となっています。

「後悔先に立たず」ということばを、皆さんは聞いたことがあると思います。これは、言うまでもなく、「物事が終わったあとで悔やんでも、どうすることもできない」という事を意味することわざです。一方、「後で後悔しないように、今しっかりやっておこう」という「失敗しないための戒め」としても使われます。

2学期の始業式にあたり、皆さんに、私が尊敬する、剣道の先生から教えていただいた言葉を、贈ります。・・・それは、「負けないことは立派なこと 負けたことに負けないのは なお立派なこと。」いう言葉です。・・・試合に勝つというのは、あくまでも目標であり、負けたことから、何を学ぶのかということが大切です。「負けたことに負けない」ということの意味を一人ひとり、しっかりと考えて、今後の学校生活に活かして欲しいと思います。

では、具体的にどのように取り組んだらよいのでしょうか?・・・挨拶をしっかり行う、清掃をしっかり行う、部活動をしっかり行う、体育祭の準備をしっかり行う・・・・・あらゆる活動を「しっかり行う」ことです。

まだ残暑厳しい日々が続きますが、2学期のスタート地点に立った今、一人ひとりが自分の目標、クラスの目標、学年目標、学校目標を意識して、実りの秋を導いてほしいと思います。そのためのキーワードは「やるときはやる」です。2学期の皆さんの成長を期待しています。 ~頑張ろう! 西中!~

 

「有文事者必有武備」

皆さんは、山川健次郎先生をご存知でしょうか。

 ◆山川健次郎先生
会津藩出身で白虎隊の兵士として明治政府と戦った。会津藩降伏後は勉学に励み、国費留学生として18歳でアメリカに留学、エール大学で学んだ。健次郎は英語力をつけるため、わざと日本人が1人もいない田舎町に住んで、死に物狂いで勉強をした。苦しかった籠城戦や、白虎隊として死んだ仲間たちの顔を思い浮かべては、歯を食いしばって奮起したと自ら記している。健次郎は、西洋文明を育てた科学に感銘を受け、大学では物理学を専攻し、大学を最短で卒業し、物理学の学位を得る。帰国後、東京帝国大学(東京大学の前身)に登用される。35歳の時に、東京帝国大学初の理学博士号を授与される。東京帝国大学総長、九州帝国大学(九州大学の前身)初代総長、京都帝国大学(京都大学の前身)総長等を歴任した。

 下の書は、山川健次郎先生の直筆であり、文武両方の重要性を説く『文事(ぶんじ)有る者は必ず武備(ぶび)有り』という論語の一節を揮毫(きごう)したものである。・・・明日から2学期が始まります。『報われない努力はない。』ことを信じて“学習とスポーツ”の両方とも頑張りましょう。  ~頑張ろう! 西中!~

 

自分のルーツを考え、自分の「いのち」を考えるよい機会でもあります。

お盆は先祖の霊をお迎えして供養し、またお戻りいただくという行事で、お正月と同じくらい重要な行事とされてきました。近年の一般的なお盆は、8月の15日を中心に考えられていますので、お盆の入りの13日は迎え盆、お盆の明けの16日は送り盆で精霊送りをします。私は今朝、例年のように近くの川で家族とともに、精霊送りをしました。仏教では、お盆の時期には先祖が浄土から地上に戻ってくると考えられています。ご先祖様を1年に1回、家にお迎えし、共にひと時を過ごして、ご冥福をお祈りし、先祖の霊を供養されるご家庭が多いかと思います。家族や親戚が集まっての語らいは楽しいものです。自分のルーツを考え、自分の「いのち」を考えるよい機会でもあります。原爆や終戦の話題とあわせて、ご家族で祖先や人とのつながりについて考えてみてはいかがでしょうか。 ~頑張ろう! 西中!~

 

「平和」「いのち」について自分の考えを深めてほしい!

皆さんは、永井隆博士をご存知でしょうか。

◆永井隆博士
1908年島根県生まれ、医学博士。放射線医学の研究で被曝(ひばく)し白血病に。原爆では爆心地から約700メートルの長崎医大診察室で被爆。妻は自宅で即死した。救護活動を続けた後、病床に伏し、2人の子を残して逝く心情や核廃絶の願いを描いた「この子を残して」「長崎の鐘」などを発表。48年にはヘレン・ケラーも見舞いに訪れた。51年5月、43歳で死去した。

平和を愛した永井博士、著書『花咲く丘』の中にこんな言葉を残しています。

◆「戦争はおろかなことだ!戦争に勝ちも負けもない。あるのは滅びだけである!人間は戦争するために生まれたのではなかった!戦争はこりごりだ!平和を!永久平和を!」

博士の平和への願いは、尽きることがありませんでした。そのため病床で筆を取り、「平和を」の三文字を一枚一枚、平和への願いをこめて書きつづけました。その数は、千枚を超えたそうです。戦争体験者が減ってきた今、こうした思いを生徒とともに考えていきたいと思います。「HIROSHIMA」「NAGASAKI」という言葉は、海外でも十分に通用する言葉です。それは、世界の平和を願う人々の合言葉になっていることが大きな理由となっています。終戦記念日の今日、「平和」「いのち」について自分の考えを一層深めてほしいと願っています。さらに、英語を学んでいる中学生の生徒には、日本を訪れる外国人に、「原爆」のことや「平和」「いのち」について、話ができる日本人になってほしいと思います。  ~頑張ろう! 西中!~

他人事ではなく、自分事として関心を持つことが大切‼

一昨日の12日(水)の朝、NHKラジオ第1で、長崎で被爆した元小学校教諭である山川剛さんの話を聞きました。山川さんは、これまで1万人以上の子どもたちに、被爆体験を語ってきました。山川さんは、新型コロナウイルス対応と原爆への対応は次の2つの点が共通していると言っていました。それは1つには、「2つとも世界的な問題」であることです。2つには、「自分一人ではどうしようもない問題」であるということです。そして具体的対応策として、『他人事ではなく、自分事として関心を持つことが大切‼』であると言っていました。さらに、“現在・過去・未来”はバラバラではなく、つながていて、現在から考えることが大切であり、有効である。と言っていました。短い放送時間でしたが、大変勉強になりました。・・・8月6日に文部科学省より『学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル ~「学校の新しい生活様式」~ (2020.8.6Ver.3)』が出されました。しっかり読んで2学期に生かしたいと思います。(文部科学省のHPにすべて紹介されています。) ~頑張ろう! 西中!~

お寺で学ぶことも多くあります。

本日墓参りに行きました。写真は本堂に掲示してあったものです。家庭や学校だけではなく、学びの場はその他にもたくさんあります。お寺で学ぶことも多くあります。だいぶ前の話になりますが、母が亡くなって落ち込んでいるとき、あるお寺でいただいたマッチに「生きていて何不足。」という言葉が書かれていました。この言葉は私に、『生きていること、生かされていること、命があることはあたり前ではない。感謝の気持ちをしっかり持ちなさい。そして母の分まで長生きしなさい。』と教えてくれました。・・・みなさんはどんなことをお寺から学びましたか?  ~頑張ろう! 西中!~